【脚本・演出】
アガリスクエンターテイメント『新宿コントレックスVol.16』
2017年6月30日(金)〜7月1日(土)@新宿シアター・ミラクル
【出演】アガリスクエンターテイメント/アナログスイッチ/ストリーキング計画/笑の内閣
【予約】6月3日(土)よりこちらから

【脚本・演出】
アガリスクエンターテイメント『新宿コントレックスVol.17』
2017年7月28日(金)〜7月29日(土)@新宿シアター・ミラクル
【出演】アガリスクエンターテイメント/壱劇屋/小西耕一 ひとり芝居/日本のラジオ
【予約】6月30(金)より

【脚本提供】
ホットポットクッキングPresents『榊原さんは永遠に憂鬱なのかもしれない』
2017年7月26日(水)〜8月2日(水)@中野MOMO
【予約】こちら から

2011年11月11日

AC 5 二人でシチュエーションコメディ

今作っている演劇作品の話。
今は、アガリスクエンターテイメントが隔月くらいで開催している劇団合同コントライブ「新宿コントレックス」に出品するアガリスクの出し物を作っている。「AC〜アガリスクコント〜5」。

その中身は「二人でシチュエーションコメディをやる」というもの。
シチュエーションコメディって「一つの場所を舞台にした、登場人物の真面目な言動が、状況によっておかしく見える喜劇」とかいわれているのだけど、このジャンル、色々と制約が多いのだ。一般的には、一つの場所をあらわすために具象のセットをリアルに作りこむし、登場人物は一人一役で、その人物っぽい衣装を着て演じる。

ただアガリスクは、実際問題具象のセット建てるのキツいし、どこでも出来る表現じゃない、っていうのがマイナスだと思っているので『みんなのへや』っていう作品をギャラリーでやった(詳しくはその作品の「自作自演対談」を読んでください)。
これは「セットがなくてもシチュエーションコメディができるじゃん!」とか「そのぶん逆にスピーディ」とか褒められたりもして、その後のアガリスク作品は2公演とも簡素なセットでやっているのだけど、実は自分は、『みんなのへや』程度の省略はまだヌルい、と思っていまして。
セットを「建て」てはいないけど地面に線引いて「台所」とか「トイレ」とか書いてるし、そもそもセットがなくてもあの公演ってメンバー沢山集めて衣装も小道具も揃えなきゃ出来ないじゃないか、と。それって結局ポータブルにはなってないのでないか、と。

ということで、もう床に線引いたりもしないで、衣装も無しで、役者二人だけで、5,6人が出てきて嘘ついて勘違いしてゴチャゴチャするシチュエーションコメディ(ファルス型シチュエーションコメディ)をやります。20分くらいで。

自分は、このコメディは別にセットも必要ではないと思うし、衣装も必要ではないと思うし、役者もそんなに沢山いらない、と考えています。「ルール」と「人」がいりゃ出来るはず。
なので、ここは一つ、アガリスク旗揚げ以来…ということは演劇はじめて以来ずっと取り組んできた「シチュエーションコメディ」という表現をとことんまで裸にして、大事なモノを、本当に必要な要素を晒してやろうと思います。

っていうか、シチュエーションコメディが「登場人物の真面目な言動が、状況によっておかしく見える喜劇」というのなら、「ただでさえややこしい複数人用の喜劇を、二人でやらなきゃいけないヤツら」は、それ自体がシチュエーションコメディなんじゃないだろうか。

ということでお知らせです。
アガリスクエンターテイメント AC〜アガリスクコント〜5 『二人シチュエーションコメディ(仮)』を出品する公演
新宿コントレックスVol.2
[日時]2011/11/16(水) 19:00開場 19:30開演
[会場]新宿シアター・ミラクル
[料金]予約1,000円 当日1,500円
[出場]アガリスクエンターテイメント
   コーヒーカップオーケストラ
   ハーリ・クィン
   ヨコスカトイポップ
   (50音順)
[予約]ご予約は こちら から!


posted by 冨坂 at 01:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 劇作あれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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